Googleフォトの容量がいっぱいになったら——課金の前に「引っ越し」という選択肢
更新日 2026-07-11 ・ フォトルナ編集部
「アカウントの保存容量が残りわずかです」——ある日この通知が来て、そのうち新しい写真のバックアップが止まります。Googleが無料でくれる容量は15GB。しかもGmail・Googleドライブ・Googleフォトの3つ合算なので、写真を撮り続けている人は、いつか必ずここに来ます。
そして意外と知られていないのが、容量が尽きたまま放っておくとGmailのメールの送受信まで止まること。写真の問題では済まなくなる前に、手を打っておきましょう。
選択肢は3つ。ぜんぶ正直に並べます
- Google Oneに課金する(100GBで月250円〜)——いちばん簡単。ただし写真は増え続けるので、やめたら見られなくなる家賃を一生払い続けることになります。
- 消して凌ぐ——Gmailの添付やドライブの大きいファイルを消せば数GBは空きます。ただし写真そのものを選んで消すのは、何万枚を前にするとほぼ無理です。
- 書き出して、引っ越す——Googleには全部の写真を書き出す公式機能(Takeout/テイクアウト)があります。控えを手元に持ち、大切な思い出だけアルバムへ。この記事はこのやり方の手順書です。
手順①:Googleから写真を書き出す(Takeout)
STEP 1
パソコンで takeout.google.com を開く(Googleアカウントでログイン)。
STEP 2
「選択をすべて解除」を押してから、一覧の中のGoogleフォトだけにチェックを入れて「次のステップ」。
STEP 3
ファイル形式はZIP、サイズはここが大事——「2GB」を選ぶ。大きいサイズを選ぶと後の扱いが大変になります(理由は手順②で)。
STEP 4
「エクスポートを作成」を押して待つ。数時間〜数日かかることがあり、できあがるとメールが届きます。(実測:写真約26GBで13個のZIPになりました)
STEP 5
メールのリンクからZIPを1個ずつダウンロード。ダウンロードリンクは7日で失効するので、届いたら早めに保存を。
※ ZIPの中には写真と一緒に、Googleが持っていた撮影日などのメモ(JSONファイル)も入っています。消さずにそのまま置いておくと安心です。
手順②:ZIPのまま、アルバムへ放り込む
書き出したZIPは解凍しなくて大丈夫です。フォトルナの「ドカッと」でZIPをそのまま選ぶと、中の写真だけを読み取って、撮影日ごとに思い出アルバムへ自動で片づきます。
- 2GBのZIP(およそ1,200〜1,300枚)が、1回でまるごと入ります(1回1,500枚まで)——STEP 3で2GBをおすすめしたのはこのためです。
- もっと大きいZIPや途中で止めた場合も、同じZIPをもう一度選べば続きから入ります。何枚残っているかも画面に出ます。
- 撮影日は写真の中の情報(EXIF)から自動で読み取り。HEIC形式もそのまま読めます。
- 入れたあとは、同じ写真のダブりを自動で見抜いて整理したり、日付ごとのフォルダから思い出アルバムを作ったりできます。
📱 パソコンがなくても、スマホだけでできます
上の手順はパソコン推奨ですが、iPhoneやAndroidだけでも完結できます。流れは同じで、置き場所が「ファイル」アプリになるだけです。
STEP 1
スマホのブラウザ(SafariやChrome)で takeout.google.com を開き、上と同じようにGoogleフォトだけ・ZIP・2GB分割でエクスポートを作成。
STEP 2
できあがりのメールが来たら、リンクからZIPを1個ダウンロード。iPhoneなら「ファイル」アプリのダウンロードフォルダに入ります(2GBぶんの空き容量が必要です)。
STEP 3
フォトルナの「🗜 ZIPファイルのまま入れる」から、ファイルアプリの中のZIPを選ぶだけ。解凍不要・スマホの中で1枚ずつ読み取るので、大きなZIPでも固まりません。
STEP 4
1本入れ終わったら、ファイルアプリのZIPを削除して容量を回収→次の1本へ。この繰り返しです。
- スマホの空き容量が少ないときは、STEP 1でサイズを「1GB」に。1本ダウンロード → 取り込み → ファイルアプリのZIPを削除 → 次の1本、と繰り返せば、1GBぶんの空きだけで全部運べます。(本体が写真でいっぱいのiPhoneでも大丈夫)
- コツ:Wi-Fi+充電しながら+画面をつけたまま。1本(約600〜650枚/1GB)でだいたい10〜15分です。
- 途中でやめても、同じZIPをもう一度選べば続きから入ります。
- かなり古いスマホ(iOS 16.3以前など)はZIPの読み取りに対応していないことがあります。その場合はパソコンでどうぞ。
※ Amazon Photosはスマホが苦手です(アプリに一括書き出しがないため)。Amazonからの引っ越しはパソコンでZIPをダウンロードするのが確実です。
全部は引っ越さなくていい——役割分担のすすめ
ここは正直に書きます。フォトルナは「全部の写真を預かる倉庫」ではありません。無料で500枚から(使い方を覚えると最大2,500枚まで無料)、その先は買い切りの追加枠(¥150〜・月額なし)。何万枚の全量バックアップが目的なら、ZIPのままパソコンや外付けディスクに置くのがいちばん安全で安上がりです。
全部の写真の控えは、手元の蔵に。
見返したい思い出は、アルバムに貼って、大切な人と。
Takeoutで書き出した時点で、あなたの写真の控えは手元にあります。そのうえで「この旅行」「この子の1年」——見返したい思い出だけをアルバムにする。容量の家賃から、思い出の住まいへ。それがいちばん気持ちのいい引っ越しです。
フォトルナは、いつものLINEアカウントで3秒ではじめられる、写真のアルバムサービスです。
- 保存期限なし。無料で500枚から、最大2,500枚まで無料。その先は買い切りで枠を広げられます(¥150〜・月額なし)。
- TakeoutのZIPを解凍せずそのまま放り込める・撮影日で自動仕分け・ダブりは連写レベルの精度で整理。
- 家族・恋人・友達——相手ごとにフォトルームが完全に分かれ、LINEと同じ感覚で招待できます。
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よくある質問
Q. 15GBは何で埋まる?
A. Gmail・ドライブ・フォトの合算です。2021年6月からは「節約画質」の写真もカウントされます。
Q. 書き出すと画質や撮影日は悪くなる?
A. 書き出しで下がることはありません。撮影日も写真の中に残っています(節約画質で保存した分は、保存時点ですでに圧縮されています)。
Q. スマホだけで引っ越せる?
A. できます。Takeout→「ファイル」アプリ→「ZIPのまま入れる」の3歩。Wi-Fi+充電しながら1本ずつが安心です。
Q. Googleフォトはやめるべき?
A. 急がなくてOK。控えは手元の蔵に、思い出はアルバムに——役割分担がおすすめです。
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