要点:保存やダウンロードをした写真の撮影日が「今日」になってしまう原因と、まとめて本来の日に戻す方法。iPhone・Android・パソコンでの一括修正の手順を全部紹介したうえで、数百枚をアルバムごと自動でそろえるやり方まで解説します。
もらった写真を保存したら、去年の旅行がまるごと「今日」の場所に並んでいた——。写真を整理しようとした人が、ほぼ全員ぶつかる壁です。壊れたわけでも操作ミスでもありません。仕組みがわかれば直せますし、1枚ずつ直す必要もありません。このページでは、スマホとパソコンでできる一括修正の手順を先に全部お伝えします。
写真のファイルには、画像そのものとは別に撮影日・時刻・カメラの機種などを記録した「撮影情報(EXIF)」が入っています。スマホの写真アプリはこの記録を読んで、写真を撮った日の場所に並べています。
ところが写真がこの記録を失うと、スマホは代わりに端末に保存した日時を日付として使います。これが「今日になる」の正体です。記録が失われやすいのは、たとえばこんな経路です。
※ 仕様はサービスやアプリのバージョンによって変わります。最新の挙動は各サービスの公式ヘルプをご確認ください。
撮影情報が残っているなら、直す必要はありません。並び順がおかしいのは、記録が失われた写真だけです。
時差のある海外旅行の写真も、ここでまとめてずらせます。執筆時点のiOSの写真アプリで使える機能です(メニュー名はバージョンによって異なる場合があります)。
※ 撮影情報を持たない一部の写真では、変更できない・保存先に反映されないことがあります。
数千枚を機械的に処理したいなら、パソコンで撮影情報を書き換える方法もあります。ここで気をつけたいのが、「ファイルの更新日時」と「撮影情報の撮影日」は別物だということ。ファイルの日付だけ直しても、スマホの写真アプリでは並び順が変わりません。
また、Googleフォトのエクスポート(Takeout)で書き出したデータは、写真ごとに撮影日などを書いた小さなJSONファイルが一緒に入っています。取り込み先によっては、この情報を読み取って本来の日付に戻せます。
新しい端末に移して写真アプリを開いたら、去年の旅行も一昨年の運動会も全部ごちゃまぜになっていた。この季節にいちばん増える相談です。「移行に失敗した」と思って復元ソフトを探し始める前に、ひとつだけ見てほしいところがあります。
🔎 見分け方はここだけ
・自分のカメラで撮った写真は、ちゃんと日付順に並んでいる
・LINEで保存した写真・ダウンロードした画像・スクリーンショットだけがバラバラ
この形なら、移行は失敗していません。
カメラロールの中には、性質のちがう写真が2種類まざっています。自分で撮った写真は、ファイルの中に撮影日の記録(EXIF)を持っています。いっぽうもらって保存した写真は、送られてくる途中でその記録が落ちていることが多く、端末は代わりに「保存した日」を日付として扱います。
つまりその写真は、前の端末にいたころから「保存した日」の写真だったのです。移行して並べ直されたときに、初めて目に見えただけ。移行が壊したわけではありません。ここが大事なところで、復元ソフトを買っても、この並び順は直りません——写真そのものに撮影日が入っていないので、取り戻すべき情報がそもそも無いからです。
もうひとつ、「一部の写真だけ来ていない気がする」も失敗とは限りません。Appleが「iOSに移行」アプリの説明で移せると書いているのは「カメラで撮った写真やビデオ、フォトアルバム」(執筆時点)。ダウンロードフォルダやアプリが作ったフォルダの画像は、カメラの写真と同じ扱いにならないことがあります。最新の対象範囲はAppleの公式ページでご確認ください。
⚠ 前の端末を初期化・下取りに出す前に
・新しい端末で、いちばん古い写真までスクロールして実際に目で見る
・LINEで保存した写真やダウンロード画像が来ているか、フォルダやキーワードで探して確かめる
・足りないものがあれば、前の端末からパソコンやクラウド経由でもう一度取り出す
下取りの期限に追われて、この確認を飛ばしてしまうのが、いちばん多い事故です。初期化してしまったあとは、私たちにできることも何もありません。
Googleフォト経由で移した方は、少し別の形でつまずきます。Googleフォトの中では正しい日付で並んでいるのに、端末に落としたとたん「今日」になる——これは、ファイルの日時と、写真の中の撮影日が別物だからです。書き出しデータの中の撮影日を読み取れば戻せるので、手順はGoogleフォトの一括ダウンロードのページにまとめてあります。
並び順を直す作業そのものは、このページの前半でお伝えしたiPhone・Androidの手順でできます。ただ機種変更のあとは、直す対象が数百枚・数千枚になるのがふつうです。そこで、次の壁にぶつかります。
ここまでの方法はすべて「正しい日付を、あなたが覚えている」ことが前提です。数百枚・数千枚になると、本当にきついのはそこです。
⚠ ズレの自動お知らせ:アルバムを開くと「中の写真◯枚の撮影日が、アルバムの日付とズレています」と向こうから教えてくれます。探す作業が要りません(日付ちがいで混ざっていてOKな時は✕で閉じられます)。
👀 どれ?:ボタンひとつで、ズレている写真がその場で金の縁で光って、最初の1枚まで自動スクロール。何が対象なのか、見てから決められます。
📅 いま直す:もうひとつのボタンで、ズレていた写真の撮影日がアルバムの日にまとめてそろいます。この直しは「あなたが決めた日付」として固定——あとから自動処理に上書きされて元に戻る、が起きません。
🩸 日付の引き継ぎ:同じ写真の原本が手元にあれば、画像の特徴を照合してコピーを見抜き、いちばん古い本当の撮影日にそろえます。コピーが原本より前に存在することはない——だから最古が本物、という理屈です。
⏳ 日付のない写真:どうしてもわからない写真に、推測で嘘の日付はつけません。「日付のない写真」の置き場へ自動でしまい、思い出したときにいつでも直せます。
やることは、写真をドカッと入れるだけ。撮影日の読み取り・コピーの照合・アルバム分けまで自動で進み、ズレが残ればアルバムが自分から知らせてきます。いつものLINEアカウントで3秒ではじめられて、保存期限はありません。
登録3秒・保存期限なし・無料で500枚から最大2,500枚・写真は招待した人だけが見られます
Q. 写真の撮影日は後から変更できる?
A. できます。iPhoneは写真アプリの「日時を調整」、AndroidはGoogleフォトの「日付と時刻を編集」から。どちらも複数枚まとめて変更できます。
Q. なぜダウンロードした写真が「今日」になるの?
A. 撮影日の記録(EXIF)がないため、スマホが保存した日時を代わりに使うからです。
Q. 数百枚をまとめて直すには?
A. スマホの一括変更は「選んだ写真を同じ日にそろえる」操作なので、出来事ごとに選び分ける手間が残ります。アルバム単位でズレを教えてくれる場所に預けると、探す・選ぶがなくなります。
Q. 機種変更したら並び順がバラバラに。移行に失敗した?
A. 自分で撮った写真だけ正しく並んでいるなら、失敗ではありません。もらって保存した写真は前の端末にいたころから「保存した日」の日付で、並べ直されて表面化しただけです。復元ソフトでは直りません。
Q. 前の端末はいつ初期化していい?
A. 新しい端末でいちばん古い写真までスクロールし、LINEで保存した写真やダウンロード画像も来ているか確かめてからにしてください。下取り期限を優先してこの確認を飛ばすのが、いちばん多い事故です。
Q. 本当の撮影日がわからない写真は?
A. 推測でつけないのが安全です。フォトルナは日付のない写真を専用の置き場にしまい、あとからいつでも直せるようにしています。
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